STEP STEP


ぽつんと差した傘の華ひとつ
灰色のアスファルトに色を付ける
燦々降り注ぐ過熱されたSUN-SHINE
靴の底溶かしながら 前に進もう

道端に陽炎 日陰を探しながら
逃げ場なんてどこにあるの?
鼻歌は陽気に 足取りはふわふわり
いつまでもサメナイ夢を見てる つ・も・り・な・の

STEP STEP

高く高く飛んだでいこう 望む未来がある場所に
熟れたトマトがくしゃっとつぶれて赤い液を散らしながら
じゅうじゅうと焼かれて地面の上で涼しげな色した空を見上げてる
ひーとつ ふーたつ 投げようか?
もっと高くそら高く 手を伸ばして掴むんだ
べしゃりと音を立ててつぶれた暗い位暗い喰らい暗い位くらいCRY 叫べ


ぽつんと差した傘の華ふたつ
ひとりぼっちな私の心に期待を色付ける
散々振り回されて過激なFRIEND-SHIP
耐え忍びながら 共に進もう

道端に雑草花 君が踏みつけたなら
同じように踏みつけるんだ
鼻歌は歌は過激に 足取りはどろどろり
置いて行かれたくないから す・す・む・だ・け

STEP STEP

高く高くもっと高くと 絶望した世界を見下ろして
キラリ光る銀色の棘がザックリと絶望を切り裂きながら
それでも美しい真っ赤な花を咲かせて曖昧な声でつぶやく
ひーとつ ふーたつ 止めようか?
どうしてもと言うなら 伸ばしたその手は掴まない
ザックリと音を立てて敗れた狭い視界境終い仕舞い世界素懐SKY 届け!


「自由を掲げて開けたこの世は誰のための自由を銃で得てきたのか解らない程自由という言葉だけが自由に自由を語っていて
結局の所この世で生きる以上何かに縛られてはいるわけで本当に自由な者など決して存在しないのだった。
だから…」


STEP STEP


高く高く飛んだでいこう 望む未来がある場所に
熟れたトマトがくしゃっとつぶれて赤い液を散らしながら
じゅうじゅうと焼かれて地面の上で涼しげな色した空を見上げてる
ひーとつ ふーたつ 投げようか?
もっと高くそら高く 手を伸ばして掴むんだ
べしゃりと音を立ててつぶれた
暗い位暗い喰らい暗い位くらいCRY 叫べ!
狭い視界境終い仕舞い世界素懐SKY 届け!


(ふわり深い不穏FLY どろり何処に怒号WHY?)
(誰を愛して止まない想い重い過去に暗い色を染めて)
(息が生切る事を止めて手向け花に菊の白を飾り)
(精悍なる微笑みを向けて凄惨なる清算に意味を)



2011.08.10