POEM-2010
     ●最後の時間-別サイトにて公開
     ●崩壊
     ●幸福の鐘-別サイトにて公開
     ●君と僕の空の色-別サイトにて公開
     ●永遠の未来-別サイトにて公開
     ●君の空に架かる虹-別サイトにて公開
     ●眠り姫(姫Ver.)-別サイトにて公開
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崩壊


歪に見えたその世界の 掛け違ったままの小さなボタン
偽りを重ねて作り上げた 綻びたままのポケットの穴

正しくない事を 正しいという様に
走り続けた明日に また陽が昇る

信じられたものは全て 見失ってしまった
もう どうすれば良かったのかなんて
誰に聞いても解らない

麻痺したままの心でずっと
変わらない 変えられない 変わりたくないと
弱い自分 頑なに我儘を貫いて
まだ 地に足がついてるからと
夢を見続け 堕ちていく

滅びの道であろうとも 嗚呼
それでも そこに 陽が昇る


2010.02.17

















































最後の時間


夜空が滲んで
星が流れた

眠れない肩を抱きながら
「だいじょうぶ」
「だいじょうぶ」
つぶやいた声が震えて止まない

世界が真っ暗な口を開いて、

正に呑み込もうとしてるもの

開かれたパンドラの箱の
何処に希望が残ってる?

手をつないで
目隠しをして
口を閉ざして
心を隠して

それらが今すべて
揺るがない現実の形を示した

夜明けが明日を連れてくる
だけど夢は覚めないで
永遠の眠りが 唯一の逃避
輝いたその世界は

儚くも砕けてしまった


ここにあるのは もう

それでも続く未来だけだ…

2010.01.28

















































幸福の鐘


幸せの音が響くよ
空を見上げてごらん
ほら、あんなに曇ってた空が
今では笑ってる


その背中に積み重ねて来た荷物に
押しつぶされそうになってたのに
言葉にしてみれば
こんなに簡単なことだったなんて

ひとつひとつ重ねたウソで
幸せになんてなれっこ無かった
大切な人 守りたいなら
恐れないで
怖がらないで
誰もあなたを嫌いにはならないから

幸せの音が響くよ
小さな小さな音で
ほら、心の扉を叩いてる
RIN GON RAN GON

幸せの音が響くよ
立ち止まってごらん
ほら、耳を澄まして…
聞こえるから


間違ったまま進んできた道
「引き返せない所まで来ちゃった」なんて
自分で自分に線を引いてたんじゃ
それじゃ もう どこにも行けない

一歩一歩が逃げるために
暗闇に震えてばかりだった
大切な人 守りたいなら
立ち上がって
転んでも
誰もあなたを責めはしないから

幸せの音が響くよ
どんどん大きな音になって
ほら、心の扉を叩いてる
RIN GON RAN GON

幸せの音が響くよ
何度だって
そこからが出発地点だから
やりなおせるから


幸せの音が響くよ
小さな小さな音で
ほら、心の扉を叩いてる
RIN GON RAN GON

幸せの音が響くよ
空を見上げてごらん
ほら、あんなに曇ってた空が
今では笑ってる


2010.03.01

















































永遠の未来さき


染まる空 覆い隠す雲
太陽を呑み込んで夜が来たの?
光ひとつ無い 私の心みたいに

どうしてなの?
上手くいかない事ばかり 擦れ違う
私の何がイケナイノ? 教えて

愛してると言うなら
ぎゅうっと抱きしめて 今
寂しくないなんて強がって誤魔化したけれどそれは…


喧嘩して床に落ちた指輪
「もう要らない」って本気じゃないのに
裏に刻まれたメッセージ 「L・O・V・E(ラヴ)」
なんてウソツキ

気付いたの 
瞳の中 映る 空っぽの気持ち
私を一人にしないで… お願い

本当は怖かった
本当は寂しかった
素直になれなかったから 二人 壊れててしまったのかな?


暗い部屋
あなたがいない今日が来る
明日も明後日も ずっと


愛してると言うなら
強く抱きしめて欲しかった
「別れよう、僕ら」
吐き捨てて去った あなたの 影が消えない

追いかけていたら 未来
何か変わったのかな?
赤いバラが枯れてしまっても
溢れる想いまない
 
2010.11.11 ピアプロ歌詞投稿品

















































永遠の未来さき


「今日は君の声、聞きたいな」

なんかメール送っちゃったりして 返事待ってる
いつもの自分はこんなに弱くないはずなのに
どうしてだろう? 今 無性に泣きたいんだ

夢ばっかり見ていた10代と 現実を見れない20代
たった10年ぽっちで 世界の全ては
あの頃とどっか違っちゃうんだね

僕自身 何の成長も出来なくて
甘い事言っては誤魔化してる
いつだって夢は叶うもんだよって
諦めたくない フリ していたんいんだ

君の音 キラリ 僕を呼ぶ
いつもと同じ 君の明るい声
「今日綺麗な写真が撮れたよ」と
添付画像の 君の空にかかる虹


生きてる事が辛い辛い言って
でも頑張って生きてる えらいぞっ!って
自分励まさなきゃ すぐにでも死んでしまいそうだよ

やり甲斐とか趣味とか打ち込めるものたくさんもっていても
結局何1つだって役に立ちそうにない
求めるもの求めただけ他の誰にかえせているだろう?

本当に見返りのいらない そんなものが
世の中にあるだろうか?

君の音 キラリ 僕を呼ぶ
それだけで安心できてる
まだ“ここにいていいよ”って
誰もが皆強がって
見失っているのかな 明日への道


人と人のすれ違い
自分の存在の虚しさ
社会への希望だとか
答えが見つからない


だから君と
今日も話したいな
その短い間だけが僕の存在理由
文字だらけの海に 手の平の上の世界

想像して リンクする 二つの世界
君の空にかかる虹 そこに見える 明日への道


2010.11.15 ピアプロ歌詞作品

















































眠り姫(姫Ver.)


この世界は幻想? 現実?
存在に実体がない
フワフワしてて生きて(たって)られない

曖昧なだけの境界線は何処に引けばよかった?
友情と愛情と感情のエンドライン
見失って取り戻せないなら
いらない でいいじゃない?

走ったのは空を目指して
結んだ手 
私 あなた
息を切らせた
この世界を終わらせる為に

届く夜の扉 響く生の鼓動
飛ぶのに優雅な羽根はいらない
ただ ハッピーエンド信じて
「おやすみ、王子様」
瞳を閉じてKissをした


追いかけてくる日々にサヨナラ告げて
12時の鐘が鳴り終わる前に
望めばきっと羽ばたける

手を伸ばして 鮮明なリアル
暖かな肌 吐息が耳を攫う
毒のりんごは初めから持ってた
最後にあなたが手を添えて 魔法が始まる

絶望の絵の具で塗りつぶされたビルの谷間
生きるのには切なすぎる隙間
漂う二人の時が 
永遠になる


ハッピーエンド信じたから 私
一緒にいこう(逝こう)って手を取った


混沌の宝箱 零れ 踊る ネオンの宝石
12時の鐘が鳴り終わる前に
添えた手で 魔法が始まる
届く夜の扉 漂う二人の時が永遠になる
飛ぶのに優雅な羽根はいらない
ただ ハッピーエンド信じて 
瞳を閉じてKissをした


「おやすみ、王子様」


2010.11.22 ピアプロ歌詞投稿作品原作

















































Muffler


木の葉風に舞い降り
寒い冬が来たんだね
繋いだ手暖かい
君がいる すぐ隣に

何か言わなきゃと息を吸い込んでも
上手く言葉にならない
不思議そうな顔でこっち向くから
目が合う ちょっと 照れるね

届くかな?
届けこの気持ち 
キミが好きだよ 

粉雪ひらり 私に降りて
くしゅんと悪戯 「さむいの?」
聞いた君が 「しょうがない」って
青いマフラーを外した


カレンダーに×つけて
ひとめひとめ想い込めて
長くなるその度に
幸せが 顔を緩める

初めてで 不格好な仕上がりだから
こんなのいらないって言わないか
心配で眠れないよ やっぱやめよかな
神様勇気を下さい

届けたい?
届けこの気持ち!
  キミが大好き
 
粉雪ひらり あなたに降りて
くしゅんと悪戯 チャンスかな?
「風邪引かないでね」 あげるmuffler
思いをこめて私色


二人並んで お互い巻き合って
なんか幸せ くすぐったいね
「あったかいね」って言ってくれたから
雪の神様に感謝だね

粉雪ひらり 街に降りて
真っ白な世界に 二人だけ
手を繋いで お互い巻き合って
「好きだよ。ずっと一緒だよ?」


2010.11.27 ピアプロ歌詞投稿作品

















































エラーメッセージ


義務感だけ背負っ(しょっ)てたって[立って]
結局他人から指図された通りに動いてるだけのコンピュータ
右向け右で赤は気ヲツケテ進め
人生の赤信号もきっとそんなもん 「軽い軽い」

大切な事は他人を思いやる事です ですって
それを教えてくれたあなたが他人を蔑(ないがしろ)にしてる
陰口だけは一人前 人としては半人前って 
それってヒトなんですかね?って話でしょ

家庭環境って誰のせいに出来る?
愛せないなら産まなきゃいいんだよ?
やる事だけヤって後は虫の様に殺すだけって
ネットの中だけの話なら俺たちにも迷惑はかからなかっただろうに
快感だけ優先させて
快楽だけ優越させて
じこちゅー 何ちゅー? ちゅー学生か!

<良い子ちゃん良い子ちゃん頭をなでてあげよう
甘い誘惑に甘えていたらこんな大人になっていました> 

責任とって下さい 世間様 (世間様)
責任とって下さい 祖国様 (祖国様)
だって俺悪くないじゃん?こういう奴に育てたのはどこのどいつだ?
責任とって下さい お母様 (お母様)
責任とって下さい お父様 (お父様)
だって俺悪くないじゃん?こういう奴に育てたのはどこのどいつだ?


大切なことは自分を見失わない事です ですか?って
何で生きてるかなんて生まれたから生きてるに決まってんじゃん
死んでたら生きてない あれ?これって理由になってない?
不必要な人間ってレッテル貼ったのは自分がそう決めたから
だろ?
前向き後ろ向きそんなの他人に指図される覚えないから

純粋な子供時代に不信を植えつけてくれてありがとうございます
信じられないのは 誰も信じてくれなかったから
たった一人もいなかったから
ウソはいけませんって 言ってるそばからウソついちゃって
現在だけを優先させて
その場しのぎを優越させて
じこちゅー 何ちゅー? ちゅー学生か!

<自己嫌悪 自意識過剰 不機嫌を伝染させて
当たり散らして歩いていたらこんな人間関係できていました>

責任取ってください 友達様 (友達様)
責任取ってください 他人様 (他人様)
だって俺悪くないじゃん?こういう奴に育てたのはどこのどいつだ?
責任取ってください 大人様 (大人様)
責任取ってください 偉人様 (偉人様)
だって俺悪くないじゃん?こういう奴に育てたのはどこのどいつだ?

責任とって下さい 世間様 (祖国様)
責任とって下さい お母様 (お父様)
だって俺悪くないじゃん?こういう奴に育てたのはどこのどいつだ?
責任取ってください 友達様 (他人様)
責任取ってください 大人様 (偉人様)
だって俺悪くないじゃん?こういう奴に育てたのはどこのどいつだ?
責任とって下さい 祖国様 (世間様)
責任とって下さい お父様 (お母様)
だって俺悪くないじゃん?こういう奴に育てたのはどこのどいつだ?
責任取ってください 他人様 (友達様)
責任取ってください 偉人様 (大人様)
だって俺悪くないじゃん?だって俺悪くないじゃん?
だって俺悪くないじゃん?だって俺悪くないじゃん?
だって俺悪くないじゃん?だって俺悪くないじゃん?

こういう奴に育てたのはどこのどいつだ?



2010.12.13 ピアプロ歌詞作品

















































ロマンティックマーメイドの夢


深く息を止めた 沈むこの 海に還るわ
両手広げて笑う 夢はさめないで 


ある日海の中で助けた
人間ヒトの王子様忘れられない
青い髪この海の様で
とても素敵 もう一度会いたい

美しい声 光る鱗
魔女にあげる 魔法をかけて?
受け入れる願いの代償
ヒトになりたずねる王城

歩く度 ナイフを踏む様な激痛
出せない声 伝わらない
あなたを助けたのは私よ!
他の娘を見ないで!


月の夜姉弟は言った
願はもう叶わないだろう
王子の心臓を刺しなさい
その血で戻れるよ 人魚に

忍び寄る王子の寝室
振り上げたナイフの煌き
けれど海を刺すことなど
一体誰に出来るでしょう?

"サヨナラ" 額に別れのキスを
海に還るわ 私
最後の涙の一滴まで
空気に溶けて行く

どうか幸せに人間ヒトの王子様
大好きよ青い海
両手広げ笑う泡の先で
夢を覚ます合図


2010.12.15 ピアプロ歌詞投稿作品

















































君と僕の空の色


悲しい事があったよ
君が泣きながら 言う
僕は もう 何も言えなくて
ただ君を抱き寄せた

「人だもの 辛い時は 泣けばいい」と
君は僕に言ったね
だけど そんな風に素直に 僕は
泣けない

夕闇に涙雨 オレンジ色の空暗くて
笑ってよ もう一度
君が悲しいと
僕の世界は曇ってしまう

ただなんでもない事が
君にとっては 全て
どこまで世界は輝いて見えるんだろう
君の隣に並んだなら
ちっぽけな言葉のひとつの棘が
君を悲しませる傷になるなら
ただこの世界で 一人 君の為に
僕が 笑おう


悲しい事があったよ
あなたが笑いながら 言う
私はなんだか悲しくて
ただあなたの肩に寄り添った

「僕は泣けないから 君が代わりに泣いてよ」
あなたは私に言ったね
それであなたが救われるなら
枯れるまで泣くから だから

明日天気かな?オレンジの夕焼け
繋いだ右手があついよ
あなたが悲しいと
私の世界が滲んでしまう

どうしようもない事が
あなたにとっては全て
どんな世界を見ているんだろう
隣に立てば見えるかな?
小さな出来事のひとつの棘が
あなたを悲しませる傷になるなら
ただこの世界で 一人 あなたの為に
私が泣こう


空に虹が架かる

明日がまた始まる から


笑ってよ(泣いてよ)
君が(あなたが)
僕(私)のすべてだから
棘のある道も 一緒に歩いて行きたい

笑ってよ(泣いてよ)
君は(あなたは)
もう 独りじゃない
今 見えている世界 
同じ景色を ずっと 一緒に

見ていたい


2010.07.15