-この世のすべては1%の幸運に頼って生きている。-
企画に参加した時点で原作の出品数が異様に多く、“嗚呼…この中から原作者数より数の少ない作画者さんが選ぶのだから、きっと無理だな”と思ったのを覚えています。
本気で選ばれないと思っていましたが、でも心のどこかで少しは…“一人ぐらい目に留めてくれてもいいんじゃね?”とも思っていました。(笑)
世の中はそんな小さな甘い希望を打ち砕くのが大得意です。
ま、期待するだけ落ち込むともわかっていました。
が、
選ばれた作品の中に、自分の作品があったときは本当に鼓動が止まるぐらい驚きました。
“「神」か?!!この人は「神」なのか!!”と訳のわからない言葉も呟いた位驚きました。
コミカライズに当たって、まったくと言って良いほど指示は出しませんでした。出しても「うちはこう思ってますが…自由にやっちゃってください」という指示ぐらいで…
ぶっちゃけ、自分の作品がどうイメージ化されるのかに期待していたんです。
イメージ通りとか、違うとかそんな事は関係なく。どんな風に見られているのかが純粋に気になったっと言う感じですか?
公開日に作品を見て、選んでもらえて本当によかったと実感しました。
こんなにも自分の作品が丁寧に扱われているなどとは…
遊びでも遊びでなく。
最後のネクタイを緩めるシーンなんかも、本来は文字のあるシーンですが上手く表現されていて“やられたっ”“うまいっ”と思いましたね。悔しかったです。
自分では、これは思いつかなかった…。
そんな感じです。
悔しくもあり、うれしくもあり、勉強にもなりました。
この企画を見つけたのは偶然でしたが、思い切って参加してみて良かったと思います。
せずにする後悔より、ずっと有意義でした。
企画者の方、参加者の方、お疲れ様でした。
こんなところから言ってみたり(笑)
そして、私の作品を選んでいただいたつみれ様(この企画にあたり色々ご迷惑をおかけしました)、気に留めてくださった並木様(いつまでもコメントに気づかず失礼しました)。本当にありがとうございました。
おかげさまで、まだもう少し書いていけそうな気がします。
またどこかで御縁が合えば、是非ともよろしくお願いいたします。
こんなに長くてダラダラした文章を書くつもりは無かったのに…
気付けば読むのも鬱陶しい量になってしまいました。
けれど、入りきれない感謝の気持ちでいっぱいいっぱいです。
ありがとうございました。
皆様に友愛と息災と成功を。
2007.12.07
ソラノムクロでした。
追伸:ここまで読んでくださってありがとうございます。